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働く人を知る

初めての行き先は、必ず事前に調べてから走り出します。

中途採用|長距離配送(トレーラー) 山根(2010年入社・17年目)

入社したキッカケを教えてください。

それまでもトラックの仕事はしていたんですが、前の会社は近場の配送がメインで、走るエリアが限られていました。仕事をしていく中で、「もっと遠くまで行ってみたい」「いろいろな道を覚えたい」という気持ちが強くなってきて、それで転職を考え始めました。

当社は、関東や北陸、東北方面まで走らせてくれると聞いていたので、自分の希望に合っている会社だと思って応募しました。

川元運送グループに決めた理由は?

決め手は、走る範囲の広さです。東北、北陸方面なども走らせてもらえるという話だったので、ここなら自分のやりたいことができるなと感じました。

正直なことを言うと、運転自体が好きなんです。自分でお金を出して旅行に行くんじゃなくて、お金をもらいながらいろいろな場所を見て回れる仕事って、わりと特別だと思っています。それができる職場を探していて、ここに行き着いた、という感じです。

入社当初はどうでしたか?

会社の雰囲気そのものに対しては、強く変わったという印象は持たなかったんですが、「教育の仕方」が前の会社とずいぶん違うなというのは感じました。

前の会社では、初めて行く場所でも、別の運転手のあとを自分の車でついていく、という覚え方が基本でした。だから、何も分からないままとにかくついていくしかなかった。一方、当社は最初に先輩が運転席に座って、自分は助手席で見て覚える、というスタイルでした。「ちゃんと1から教えてくれる会社なんだな」という安心感は、入ってすぐに感じました。

不安があったとすれば、それは運転というよりも「荷物の内容」でした。扱う商品によって運び方が全然違うんです。たとえば食品はケースに汚れが付いただけで返品になることもある。家具なら、横に倒すと肘掛けが折れるからまっすぐ立てて運ばないといけない。そういう「商品ごとの扱い方」を、ちゃんと教えてもらえるかどうかが、当時の自分にとっては一番気になるところでした。結果的には、そこも一つひとつ丁寧に教えてもらえたので、今では普通にこなせるようになっています。

現在の仕事内容について教えてください。

今はトレーラーで長距離をやっています。関東・北陸方面が中心で、行き先によって朝の出発になったり、夜の出発になったりします。前の会社は「午前中に積んで翌朝届ける」というのが基本だったんですが、こちらは仕事の種類によって生活リズムが大きく変わるので、その点は入ってから気づいたところでした。

仕事で意識していることはありますか?

新しい行き先のときは、必ず事前に調べてから走り出す、というのを徹底しています。

トラックの運転で大事なのは、道そのものよりも「道のサイズ感」です。道幅、カーブの曲がり具合、入口の角度、それから「いつから入っていいか」という入場可能時間。これを事前に確認しておかないと、現場で「入れない」「曲がれない」となったときに大変なことになります。事前に調べる癖はもう完全に身についています。

昔はナビがなくて、地方ごとに地図帳を買って覚えていました。中国地方の地図、関東に行くなら関東の地図、東海方面なら東海の地図。それを自分でめくりながら、「この交差点なら大型でも曲がれそうかな」と確認していたんです。今はGoogleマップで上から道路を見られるので、本当にありがたいです。とはいえ、ナビだけに任せていると行き止まりに突っ込んでしまうことがあるので、最終的には自分の経験で判断するようにしています。

この仕事のやりがいはどんなところにありますか?

意外に思われるかもしれませんが、「荷物を綺麗に積めたとき」がいちばん楽しいです。これはもう、ほとんど趣味みたいなものです。

トレーラーの中にパレットや荷物を、隙間なくぴたっと並べて、前から見てきれいに揃っているのを確認できると、けっこう満足感があります。バラ荷を運ぶことは少なくて、自分の場合はパレットでの運搬が多いんですが、それでもどう並べるかでスペースの使い方が変わってくる。そこを毎回考えるのが、自分にとってはパズルみたいで面白いんです。実際、自分でも積み終わったあとに写真を撮って残していたりします。

川元運送グループで「働きやすい」と感じるのはどんなところですか?

教育の部分は、自分が入った頃よりも今の方がさらに整ってきていると思います。運転から荷物の積み方まで、研修のしくみができてきているので、未経験で入った人もちゃんと育っていける環境になってきています。

それから、ある程度自分の意見を会社に聞いてもらえる、というのも大きいです。「ここはちょっと厳しい」「もう少しこうしてほしい」と思うことがあれば、相談できる雰囲気があります。今の時代、そういう柔らかさがないと人が続かないんじゃないかと思いますし、そこはちゃんと意識されている会社だなと感じます。

どんな方に来てほしいですか?

最低限のコミュニケーションが取れる人、ですね。

トラックドライバーって、極端な言い方をすれば、無口でぶっきらぼうな人もいる業界なんですが、今の時代それだとちょっと難しいかなと思っています。仕事はもちろん真面目に取り組む人で、無事故で続けられる人。そして、「言われたことだけやる」のではなくて、「自分は何ができますか」と聞きにきてくれる人が来てくれると、教える側としても嬉しいですね。

これからの目標を教えてください。

これから何年ここで働き続けるか、というのはまだ具体的には考えていないんですが、今ゴールド免許なので、これをこのままずっと続けていけたら、というのが一番の目標です。やっと10年ちょっとを過ぎて、12年目くらいになるところですが、無事故・無違反でずっと走り続けるというのは、長距離ドライバーとして一番大事なことだと思っています。

走った場所もだいぶ広がってきて、これまでのドライバー人生で、北海道・青森・岩手・沖縄以外はほとんど行ったかな、というところまで来ました。川元でも秋田まで早い段階で行かせてもらえて、それだけでも結構満足しています。

最後に、入社を考えている方へメッセージをお願いします。

教育のしくみは整ってきていますし、相談もしやすい職場です。「とにかく遠くに行きたい」「いろんな道を覚えたい」と思っている人にとっては、自分のやりたいことができる場所だと思います。挨拶や、最低限の人とのやりとりがきちんとできて、安全に走り続ける気持ちがある人なら、長く続けていける仕事です。